トップダウン。
2007年4月28日開店前の週、北京にいた私は準備中の店を訪ねた。
店内を一時間ほどかけて回った。何かが違う。翌朝どうしても気になり、
電話をした。「牛島君、わかっているな」「ハイわかっています。やり変えます」
話はそれだだったが、その日、責任者自ら徹夜でレイアウトをすべて変えた。
初出店なのでとりあえず日本の標準に近い形にしておこうと保守的心理が働いていたのだ。手直しされた売り場は北京の人々にセブンーイレブンがどんな店か一目でわかるような陳列に大きく変わっていた。
トップと社員がひと言で了解する。企業のDNAを共有しているからで、私がダイレクトコミュニケーションを重視する理由もそこにある。
2007年4月26日 私の履歴書より
会社の目指す方向がわかれば、行動し易い。
その典型かな。
トップダウンも悪くはない。
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