交遊抄  

2007年2月26日
マーク・デヴァンダン氏が
(英スタンダードチャータード銀行在日総支配人)
同行の頭取に関連する以下のようなエピソードを書いていた。

香港時代、担当業務ユニットのトップだった彼から全世界の当行従業員に配布する資料作りを任された。
私は彼に手直しをしてもらうつもりで、下書きに毛の生えた程度のものを提出した。
ところが彼はその下書きをそのまま全世界に配ってしまったのだ。
当惑する私に彼は「私の仕事は添削ではない」とひとこと。「いつ何時でも本番に耐えうる仕事を仕上げてほしい」


「上司がやってくれるであろう」と依存していてはいい仕事は出来ない。
常にベストを尽くすとはこういうことか
ということを学んだとのこと。

僕にも、心当たりあり。
適当に仕上げて、上長にチェックしてもらおうと思うことが。
それは、依存でもあるし、
不備があった場合は、最終的にチェックをした上長
の責任にしようとする逃げ、甘ええがある。

対外的には、確かにその通りかもしれないけれど、
任されたのであれば、
自身の結果に責任を持つよう心がけないといけない。

とりあえず僕は
「一応、終わりました」というように
「一応」という言葉は使わないように
心がけている。

仕事を頼んだ立場であれば
「一応」じゃなくて、ちゃんとやりなさい
って思うから。
ま、言葉だけで、実際はやっつけ仕事と
なっていることもあるのだけれど。

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